MBAを目指す30超えの化学人のブログ

逆境の31歳ですが、私費でMBA目指します

エッセイについて

エッセイについて。結局自分がapplyしたのはIESEとDukeのみです。IESEは割とオーソドックスにかつ短く、Dukeは長く変わった設問なので悩みつつという感じでした。


まず自分のMBAのモチベーションとしては、①海外で働きたい②世の中を良く出来るものを生み出す/普及させるための能力をつけたい③やっぱり電子系化学よりも環境や自然の問題に化学分野で取り組みたい。今後の世の中を考える上で1番重要と思うのは水かな、と。

というのがカウンセラー2人とラリーしていくうちにイメージできてきました。

最終的にこれらができそうな欧州メーカーと今は思っているのですが…

また、その手前にコンサルなどがあってもいいのかなとも思っています。完全に今は能力が見合っていないですが、そこは伸びしろで頑張りたいと思います。


①については完全純ドメの自分にとっては憧れであり、古い体質の日本のメーカーに勤めてきた自分としては今後のより一層のグローバル化を考えた際に経由しておきたい、しておくべき道と思っています。


②については親の影響もあるのかも。。親が歯医者なので、人々の健康に貢献しているという意識は多少あると思います。あいにく医療系は自分には合っておらず、化学とか生物が好きということでこの道に来ていたりしますが、根元のみんな幸せに、的な考え方は近いと思っています。

また、能力に関しては、業務における自分の能力不足を感じていることは大きいです。以前やっていた新規事業の創出というミッションでも、自分のみならず周囲の人も手探りで上手くいきませんでしたし、今の業務でも市場の全体の動きと目先の動きをきちんと理解し、判断するということが難しく感じています。上記のような、アントレプレナーシップのような内容や、マーケティング/事業開発のような内容をジェネラルマネジメントスキルとして身につけられるようにしたいのです。


③については完全に趣味の世界、価値観ですが、大学選択、研究室選択、企業選択、そして今後に繋がっているかなというストーリーです。

自分は高校の時に有機化学の面白さに気づき、化学記号を変えるだけで違うものを自分の手で実験して作り出せるというのが面白いと感じていたところから化学の世界へ踏み入れました。大学選択は最終的に、京都が好き、血が怖い(医薬学部×)、生き物が好きということからピンポイントでしたが。そこから農薬系研究室へ進み、基礎研究の難しさと市場との乖離を感じたので工業化学の道に進みました。R&Dとして、基礎技術開発、製造技術、品質保証等々色々見ることができたのは経験として良かったです。

ただ、やはり環境とか生物に関わりたいというのが今の率直な気持ちです。ポストMBAでできるかなぁ…ニッチすぎるかなぁ…


ではどうMBAで貢献できるのか。

自分の強みを考えたところ、オペレーターや顧客と隣り合わせの現場でのプロジェクト推進などがリーダーシップとして考えられました。(元上司と話していてアイデアが出てきました。)

また、生来の"しゃべり過ぎ"という性質は議論では役立つかもしれないとIESEのADでも感じました。ただ、核心をつく考えを身につける必要がありそう。

あと、化学や生物分野では知識はピンポイントなのですが、分野全体へ応用しやすいという点では知識が活かせるかと思います。というのも、化学は普遍的で、何をするにも(PCの中にもいっぱい)生きていくには欠かせないのです。同様に、製造業の現場や研究開発を知っているというのは良いのかな、と思います。日本の化学市場は今でもかなり優秀ですので。思い過ごしでなければ…


あとはテニスサークルを社会人になってから設立して運営(というほどではない)、企画立案などしていたので、多少のグループマネジメントはできるかな…ぐらい?


という思いを、もう少しBreakdownして中長期エッセイ、クラス内外での貢献という形にして各設問に答えました。


DukeのRandom25thingsのエッセイはネタには困らなかったので、どう見せるかにフォーカスしていました。クラス外での貢献がクリティカルに刺さらなかったのかもしれないですね。ボランティアなどをしている訳では無かったので書きづらかったです。


そういう意味では、MBA行きたい、と考え始めた時点で多少でもボランティアなどを始めるべきだったと思っています。動き出してから修正するのはありなのかな、と。